36.地火民夷(ちかみんい):易占い六十四掛の意味

36.地火民夷(ちかみんい):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、坤(地)の掛である36番の「地火民夷(ちかみんい)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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地火民夷(ちかみんい)の基礎

地火民夷(ちかみんい)の基礎

地火民夷の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

明夷は、艱んで貞しきに利ろし
読み:みんいは、くるしんでただしきによろし

盛大なしっぺ返しを食らい、困難な状況であることを覚悟して正しくあろうとすべき」という意味があります。

悪い意味で今までしてきたことがあなたに返ってくる時です。小さな返しではなく、蓄積された大きなしっぺ返しとなるため、非常に困難な状況になります。

しかし、それを覚悟して節操があり、心が正しい状態であるように努めることが今は重要なのです。

象伝

明地中に入るは、明夷なり。君子以って衆に莅むに、晦きを用いて、而して明なるべし
読み:めいちちゅうにいるは、めいいなり。くんしもってしゅうにのぞむに、くらきをよそおいもちいて、しこうしてめいなるべし

象伝は「光が隠れて小さく見えなくなる時。正常な(正しい)状態に戻るのを待つと良い」という意味です。

非常に大義的ですが、見えなくなるくらい希望などプラスのものが分かりにくくなっている状況です。決して消えたわけではありません。

必要以上の災難・トラブルに巻き込まれないように、正しい状態やいつもの状態になるのをじっと待つのが賢明な時と言えます。

各爻位

  • 初爻:傷を負った状態。人目を避けて命からがら逃げるような大変な時です。休めても休めないような状況が続きます。
  • 二爻:視界が伴わないあげくに足元が危ない状況。強い人に助けを借りてすぐに逃げ出せば吉です。
  • 三爻:周囲が見えない状況でも、成果をあげられる時。ただし、悪い相手や悪いものを良くするような行動の時は急ぎすぎてはいけません。
  • 四爻:内に入ることでトラブルの原因を知ることができます。危機を回避することができるでしょう。
  • 五爻:狂人のふりをして、難を逃れたように、本当に貫きたいことはそれくらいのことをしてまで貫くと良いです。
  • 上爻:本当に悪い人は凄い勢いで上りつめますが、後から衰退して墜落していくのです。

地火民夷(ちかみんい)の意味

地火民夷(ちかみんい)の意味

次は地火民夷の意味を説明していきます。

大まかな意味

炎が小さくなって消えるようなか細い運気なので、無駄に動かないこと。むやみに動くと失敗します。

正常な状態や良いと思える時までじっと耐えてから動くと良いです。

人生・ビジネス・投資・恋愛など様々なことがうまく行かないので、心を癒すような時間を取りましょう。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:願いは叶いません。時期を待ちましょう。
  • ビジネス:今は良くないときです。状態が整っていません。良いタイミングまで待ってください。
  • 投資:価値はしばらく低迷します。
  • 就職:暫くご縁がありません。
  • 開業:今は時期ではありません。開業は見合わせましょう。
  • 転職:当面ご縁がありません。暫く時期を見合わせましょう。
  • 方角:南、南西
  • 色:緑、茶色

地火民夷(ちかみんい)の時は耐える時

地火民夷の時は、困難な時です。望みがないのではなく、あると言えばあるのですが無理に動けば大きな失敗に繋がります。だからこそ今は耐え時です。じっと待ちましょう。

地火民夷を含め、易占いはとても奥が深い占いです。統計学とも言える易経は多くのビジネスパーソンや経営者・投資家・偉人に指示され、活用されている実績のある占いなのです。

もし、この記事や当サイトを見て少しでも易占いを人生やビジネス・投資に活かしてみたいと思ったらプロの易占い師に見てもらうことをお勧めします。

当たる占い師についてはこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。また、易占いと風水の関係についてはこちらの記事で解説しています。