12.天地否(てんちひ):易占い六十四掛の意味

12.天地否(てんちひ):易占い六十四掛の意味

今回は易占いの六十四掛のうちの12番目の掛、「天地否(てんちひ)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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天地否(てんちひ)の基礎

天地否(てんちひ)の基礎

易は掛辞・象伝・爻位(掛)から成り立ちます。それぞれの意味を知ると、願いごとに対してのアドバイスを見ることができます。しかし、易占いに馴染みがないと分かりにくいというのが正直なところではないでしょうか。

そのため、この項目ではその3つを基礎としてお伝えします。

掛辞

否は、大往き小来たる。君子の貞くなしきに利ろしからず
読み:ひはだいゆきしょうきたる。くんしのかたくなしきによろしからず

大きく出て入ってくるものが少ない状態です。タイミングを待った方が良い」という意味です。例えば、投資なら大金をかけても儲けが少ない状況。開業しても同様の状況が見込めます。

このような状態なので、時を待って行動した方が良い掛と言えます。

象伝

天地が交ざるは、否なり。君子以って徳を倹やかにし難みを辟け、栄するに禄を以って不可るべし
読み:てんちがまじわざるはひなり。くんしもってとくをつつましやかにしなやみをさけ、えいするにろくをもってすべからざるべし

天地というのは陰陽とも取れます。陰陽が交わらない状態というのは易経では非常に良くない状態です。「トラブルや困難を被らないように動かずに居ること・能力や権力を隠すように過ごすことが大切」という意味があります。

各爻位

  • 初爻:チームでトップを信頼していくことで願い事は叶いやすくなります。
  • 二爻:才能や能力が低いのであればトップに従いましょう。もし能力が高いのであれば今は耐える時です。
  • 三爻:悪いと思っていながら行動しているため、本心ではその行動を恥ずかしいと思っている状況です。
  • 四爻:上の人に従っていれば問題なく過ごせます。気持ちが一緒の人と協力して行動するとお互いに良い結果がもたらされます。
  • 五爻:身動きが取れない状況から解放される時です。ただ、まだ慎重に物事を進めるようにしてください。
  • 上爻:今は動けない時ですが徐々に状況が改善されていきます。

天地否(てんちひ)の意味

天地否(てんちひ)の意味

基礎でお伝えしたように、天地否は閉塞や逃げられない状況を示す掛です。基礎では伝わりにくい部分もあると思うので、大まかな意味や運勢を説明していきます。

大まかな意味

状況が混乱している感じで、無理に動くと良くない状態です。今は辛くても耐える時。

しかし、厳しい冬がいつしか暖かい春になるように、耐え忍んでいれば良い方向に物事が進んでいきます。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:願いごとは叶いません。今は待ちましょう。
  • ビジネス:トラブルが続き、損失が増えるでしょう。
  • 投資:すでに投資しているなら安値が続くでしょう。これから投資するのは時期を見たほうが良いです。
  • 就職:ご縁がありません。
  • 開業:トラブルなどが続く可能性があるため今は開業をしない方が良いです。
  • 転職:一度転職について立ち止まって考えた方が得策です。
  • 方角:西北、西南
  • 色:黄色・灰色

天地否(てんちひ)の時はトラブルを避けるために立ち止まること

天地否は易経的にも陰陽が交わらない良くない状態を示す掛です。トラブルや困難など様々な問題が現れるでしょう。そのためには立ち止まり、動かず、時期を待つのが得策です。耐えればその先に光が見えてきます。

しかし、このような状況もより的確なアドバイスができるのは易占いの経験が豊富なプロだけです。ビジネスや投資、人生など様々なことで成功を目指すならプロにアドバイスを求めることをお勧めします。

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