39.水山蹇(すいざんけん):易占い六十四掛の意味

39.水山蹇(すいざんけん):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、坎(水)の掛である39番の「水山蹇(すいざんけん)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

基礎知識としてオススメの記事

水山蹇(すいざんけん)の基礎

水山蹇(すいざんけん)の基礎

水山蹇の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

蹇は、西南に利ろし。東北に利ろしからず。大人を見るに利ろし。貞しくして吉
読み:けんは、せいなんによろし。とうほくによろしからず。たいじんをみるによろし。ただしくしてきち

進もうにも進めず、願いを叶えようにも叶えられない困難な状況。知識がある人や上の人に助けを求め、自ら率先して動くのはよろしくない」という意味があります。

水山蹇は、まず第一に、無理に進むのは良くない時期だということを教えてくれています。無理に進めばより困難な出来事が待っています。今は引き時だということを理解しましょう。

次に、困難な出来事に遭わないようにするためにも、知識人や自分よりも上の人に助けを求めることが大切だということを伝えています。助けを求めるには、自らが謙虚であり誠意があることが必須となります。困難な時期こそそのようにする大切さに気付ける時なのです。

象伝

山の上に水が有るは蹇なり。君子以って身を反りみて徳を修むべし
読み:やまのうえにみずがあるはけんなり。くんしもってみをかえりみてとくをおさむべし

象伝は「前へ進むことができず願いを叶えることができない。そのような時は自らを省みて、善くないところを直すべきだ」という意味です。

今は前に進むことができない困難な状況ですが、そのような時こそ自分の言動を反省して改善していくチャンスです。そうしているうちに、困難な時期が去っていきます。

各爻位

  • 初爻:進むと困難な道。退いて時期を待てば良いことがあるでしょう。
  • 二爻:全体のために自分より上の人が苦しみながら物事を進めているのを目の当たりにします。
  • 三爻:進むと困難な道。退いて守りに入れば安心を得られるでしょう。
  • 四爻:進むと困難な道。退いて充実することに力を注げば仲間と協力し合いながら切り抜けることができるでしょう。
  • 五爻:大きな困難に見舞われます。節度ある態度で事に臨めば協力してくれる人が現れます。
  • 上爻:進むと困難な道。退いて時期を待てば大きな功績を得ることができるでしょう。悩んだら知識人に相談すると良いです。運勢的に吉です。

水山蹇(すいざんけん)の意味

水山蹇(すいざんけん)の意味

次は水山蹇の意味を説明していきます。

水山蹇は「前に進めない」「困難な状況」を示す掛です。全体を通した意味も運勢もそのような意味が強く出ています。では、早速見ていきましょう。

大まかな意味

身動きがとれず困難な状況です。今も大変な時期ですが、前へ進むとより大変になってしまいます。この時は決して思い通りに事は運びません。

謙虚さや初心にかえると良いでしょう。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:願いは叶いません。時期を待ちましょう。
  • ビジネス:失敗が多くなります。今は積極的に動く時ではありません。
  • 投資:投資対象の価値が安くなるでしょう。
  • 就職:当面ご縁がありません。
  • 開業:今は時期ではありません。開業しない方が良いです。
  • 転職:ご縁がありません。時期を見合わせましょう。
  • 方角:北、東北
  • 色:ピンク、白

水山蹇(すいざんけん)の時は無理に動かず自分を振り返る

水山蹇の時は、動く時ではなく退くべき時です。大人しく退いたら、自分を振り返ってこれまでの行動などについて反省し、改善していきましょう。初心に帰る時とも言えます。

水山蹇に限らず、今のあなたの状況を踏まえた占い結果を具体的知るには、プロの易占い師に見てもらうことをお勧めします。やはり、独学では限度がありますし、人生やビジネス・投資など、自分にとってしなくてはいけないことの他に易経を学ぶとなると非常に大変です。的確なアドバイスをもらうなら、やはり経験豊富なプロに見てもらうのがベストと言えるでしょう。

当たる易占い師の探し方についてはこちらの記事で説明しているので、参考にしてみてください。