63.水火既済(すいかきさい):易占い六十四掛の意味

63.水火既済(すいかきさい):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、坎(水)の掛である63番の「水火既済(すいかきさい)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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水火既済(すいかきさい)の基礎

水火既済(すいかきさい)の基礎

水火既済の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

既済は、小しく亨る。初めは吉なり。終わりは乱る
読み:きせいは、すこしくとおる。はじめはきちなり。おわりはみだる

それぞれが役割を果たせば良い。しかし物事には栄枯盛衰というものがある」という意味があります。

かなり意訳でお伝えしました。既済というのは、役割が果たされ栄えて調和している非常に良い状態を示します。しかし、全ての物事は栄えたら衰退するというのが自然の摂理なのです。

そのため、「終わりは乱る」という意味を持たせてこれから状況が悪くなっていくことを示唆しています。

象伝

水火の上に在るは、既済なり。君子以って患いを思って、而して之を予防すべし
読み:みずひの上にあるは、きせいなり。くんしもってわずらいをおもって、しこうしてこれをよぼうすべし

象伝は「バランスが取れて良い時。しかし備えあれば憂いなし。トラブルの対策は取っておく必要がある」という意味があります。

調和が取れてとても良い状況ではありますが、トラブルは全ての物事に付き物です。そのトラブルに予め備えておけば、未然に防ぐことができ大事にならず済みます。しかし、用意をしていなければ大事になってしまいます。

そのためにも油断せずにトラブルや困難の対策や努力をし続ける必要があるのです。

各爻位

  • 初爻:前に進もうとしてもうまく進めません。慎重に進めば災難からは逃れられます。
  • 二爻:必要なものを失ってしまいます。しかしそれも暫くすれば戻ってくるので安心してください。
  • 三爻:非常に時間がかかって成功を納めます。何か行動を起こすときにはそれ相応の人材を起用すべきです。
  • 四爻:トラブルに備えて慎重になることでその場をやり過ごすことができます。
  • 五爻:きらびやかに見える物事も、心のこもったものには勝てません。
  • 上爻:いつどのタイミングでトラブルがあるか予測できない危険な状況です。

水火既済(すいかきさい)の意味

水火既済(すいかきさい)の意味

次は水火既済の意味を説明していきます。

水火既済は良い状態を示しながらも、努力不足や怠惰・準備不足などによって失墜しやすい掛です。また、栄えていたものがいずれ終わりを迎えることを示す掛でもあります。

この項目ではそれを踏まえて、水火既済の大まかな意味と運勢についてお伝えします。

大まかな意味

バランスがとれているので現状維持が良いです。だからといって怠けるとトラブルや困難に見舞われるため、努力したりトラブルに備えたりすることが大切です。

新しいビジネスはNG。恋愛や結婚には向いている掛です。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:初めは順調に進みます。努力することで良い状態が続くでしょう。
  • ビジネス:最初はうまく行って利益が得られますが、それに気を取られて気を抜くと失墜します。注意してください。
  • 投資:少し先の未来で投資先の価値が下がります。
  • 就職:表面的にはうまく行っているように見えるので成功するように感じますが、失敗に終わります。都度振り返りをするなどの努力が必要です。
  • 開業:今は時期ではありません。
  • 転職:ご縁がありません。暫く時期を見合わせてください。
  • 方角:北、南
  • 色:ピンク、緑

水火既済(すいかきさい)の時は予防と努力が必要な時

水火既済の時は、良い掛で調和も取れている状態を示しますが、何度もお伝えしているように予防と努力が必要な時です。事前にどのような困難やトラブルがあるかを予測して備えておきましょう。

水火既済に限らず易占いはビジネスや投資・人生に活かすのは多くのビジネスパーソンや偉人が取り入れています。自分で占いを初めて、その奥深さにプロにアドバイスを求めるようになった人が多いです。それほど完成された占いが、今お伝えしている易占いです。

もし、あなたも人生やビジネス・投資に取り入れることを検討しているなら、ぜひ検討してみてください。

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