8.水地比(すいちひ):易占い六十四掛の意味

8.水地比(すいちひ):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、坎(水)の掛である8番の「水地比(すいちひ)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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水地比(すいちひ)の基礎

水地比(すいちひ)の基礎

水地比の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

比は、吉なり。原ね筮って、元いに永く貞あれば、咎无し。いまだ寧からざりしも方に来たらんとす。後れる夫は凶なり
読み:ひは、きちなり。たずねわかって、おおいにながくつつあれば、とがなし。いまだやすらかざりしもまさにきたらんとす。おくれるひとはきょうなり

親しみを持って人と接すれば円滑にいく。我を張れば孤立する」という意味があります。

水地比は人間関係について教えてくれている掛です。親しみがあれば人との関係はうまくいきます。そして、我が強すぎたり、意地を張ったりしていると孤立してしまうのです。

象伝

地上に水が有るは、比なり。先王以って万国を建て諸侯を親しむ
読み:ちじょうにみずがあるは、ひなり。せんおうもってばんこくをたてしょこうをしたしむ

象伝は「親しみを持ち、寛容に人に接することで他者から恩恵を得る」という意味です。

親しみや寛容さが他者と行う物事には欠かせません。決して他者から恩恵を得たい・協力を得たいから行うのではありません。自らが与えるからこそ人の助けが得られるのです。そのことを忘れないようにしましょう。

各爻位

  • 初爻:誠意を持って人と接すれば吉です。
  • 二爻:自ら率先して人と親しくすると良いです。その気持ちのまま長く居られるなら吉となります。
  • 三爻:仲良くする、親しくする相手ではないと思いながらも、そのような相手とばかり付き合ってしまいます。
  • 四爻:内輪ではなく、外部の人と親しくすると良いです。その気持ちのまま長く居られるなら吉となります。
  • 五爻:寛容な気持ちであれば人と疎遠になることも、警戒されることもなく円滑に物事を進めることができます。
  • 上爻:親しくしようとしてもこれまで積み上げてきたものがないため、誰とも付き合うことができません。

水地比(すいちひ)の意味

水地比(すいちひ)の意味

次は水地比の意味を説明していきます。

これから説明しますが、水地比は「親しくする」「寛容になる」などの意味が強い掛です。人は一人で生きていけません。誰かと助け合うからこそ生きていけるのです。親しみや寛容さのあるコミュニケーションはそのために欠かせない生き方でもあります。

大まかな意味

まとまりや融合・融和を示す掛です。そのため、他者との親しみや寛容さが重要になります。

共存や共栄といった意味があるため、ビジネスでは共同事業が良好となるでしょう。協力し合うことで目標など願望が達成されやすくなります。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:他の人からの助けがあって願いが叶います。
  • ビジネス:順調に行って利益も出ます。しかしその利益を貪ると悪いことが起きます。
  • 投資:投資しても価値が下がります。
  • 就職:将来性のある就職先が見つかるでしょう。
  • 開業:良い時期です。
  • 転職:ご縁があります。
  • 方角:北、南西
  • 色:ピンク、茶色

水地比(すいちひ)の時は他者との関係に親しみを持つ

この記事で何度も繰り返されているように、水地比の時は、人に対して親しみや寛容さを持つようにしましょう。その結果、人からの助けが得られたり、思いもしないような出会いがあります。

水地比についてより詳しく知りたい場合は、プロの占い師によるアドバイスをお勧めします。概要だけ把握しても、今の自分に沿ったアドバイスが出来るのは易経をしっかりと学び、ものにしたプロだけです。易占いを人生やビジネス・投資などに易経を活かすなら、プロにみてもらわない理由がありません。

当サイトでは、当たる占い師の探し方についても解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。