51.震為雷(しんいらい):易占い六十四掛の意味

51.震為雷(しんいらい):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、震(雷)の掛である51番の「震為雷(しんいらい)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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震為雷(しんいらい)の基礎

震為雷(しんいらい)の基礎

震為雷の基礎は、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つをそれぞれ簡単に説明していきます。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

震は、亨る。震来たりて虩虩たり。笑言唖唖たり。震百里を驚かせども、匕鬯を喪わず
読み:しんは、とおる。しんきたりてげきげきたり。しょうげんあくあくたり。しんひゃくりをおどろかせども、ひちょうをうしなわず

震為雷の掛辞は「大きなトラブルが起きそうだが、冷静であれば問題なくやり過ごすことができる」という意味です。

心配事や不安などネガディブな物事が見るからに起きそうな状況です。しかし、冷静になり客観的に見て行動する力があれば難なく過ぎ去り対処することができます。

震為雷の時は、冷静であることが鍵なのです。

象伝

洊りて雷なるは、震なり。君子以って恐懼して修省す
読み:かさなりていかづちなるは、しんなり。くんしもってきょうかくしてしゅうせいす

大きなトラブルを楽観視せず、慎重に冷静に行動することが大切」という意味です。

トラブルを楽観すると失敗に繋がります。楽観していないように見えても、少しでも軽視していれば同じです。トラブルに対する心配や恐れを抱きつつ、慎重・冷静に行動することが重要なのです。

各爻位

  • 初爻:悪いことが起こるのではないかと不安になっていますが、そのようなことはないと知って安心できます。
  • 二爻:危険な状態なので全てを捨てて逃げることになります。逃げて失ったものも時期を待たずして戻ってきます。
  • 三爻:災難にあって動けません。事前に準備してれば災難から逃れることができます。
  • 四爻:トラブルが起こりそうで起こりません。
  • 五爻:トラブルが起こり始めて逃げ出したくなります。今、逃げ出してはいけません。しっかり向き合ってください。
  • 上爻:災難に遭遇して落ち着きません。進むと悪い方向に流れます。周囲を見て事前に用意しましょう。親しい仲間からはブーイングがあるかもしれません。

震為雷(しんいらい)の意味

震為雷(しんいらい)の意味

次は震為雷の意味を説明していきます。

ここで説明していく意味とは、全体を通した大まかな意味と占いゴト(占的)の運勢についての解説です。大義でお伝えするので、自分で占った時などに役立ててください。

大まかな意味

見かけ騙し・想定外の出来事が多くなるでしょう。トラブルなど大きな災難の兆しがあります。ただそれも長く続かず、すぐに終わるため冷静であれば難を逃れます。

感情的になると空回りし、失敗に繋がります。それも軽度の失敗ではなく悪い方向にどんどん進みやすいので、感情的にならず物事をこなしていきましょう。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:困難な状態ですが、冷静であれば叶います。
  • ビジネス:トラブルが目立ちますが、冷静に対処すれば良い方向に進みます。
  • 投資:良い状態になるので、投資に適した時期です。
  • 就職:大変な思いはしますが、冷静であればご縁があります。
  • 開業:困難がありますが、冷静沈着であれば吉となります。
  • 転職:感情に任せず冷静であればご縁があります。
  • 方角:東
  • 色:赤

震為雷(しんいらい)の時は冷静になることが大切

震為雷の時は、地響きが鳴るような大きな雷=とても大きな災難・トラブルを彷彿させます。ただ、雷がずっと鳴っていることはありません。それと同じで、冷静に過ごしていれば難なく過ぎ去っていきます。

震為雷はまさにそのような掛です。冷静に物事に対する準備や対処をすれば良いのです。

今回の掛も私が趣味で学んだ範囲でしかお伝えしていません。このサイトでは何度かお伝えしていますが、易経はとても奥が深く、易が初めての人が全てを把握しようとするととても時間がかかります。

そのためもし人生やビジネス・投資などに易占いを活かすのであれば、プロの占い師に見てもらうことをおすすめしています。

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