23.山地剥(さんちはく):易占い六十四掛の意味

23.山地剥(さんちはく):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、艮(山)の掛である23番の「山地剥(さんちはく)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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山地剥(さんちはく)の基礎

山地剥(さんちはく)の基礎

山地剥の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

剥は、往く攸有るに利ろしからず
読み:はくは、ゆくところあるによろしからず

今は止まってすべきことをすべき時」という意味があります。

進めば立場的に自分より下の人が障害となって、進めなくなるどころか立場さえ危うくなります。そのようなことにならないためにも、今は立ち止まるべきなのです。

足元を固め、周囲のサポートや求めることを行いましょう。

象伝

山が地に附くは、剥なり。上以って下を厚くし、宅を安んず
読み:やまがちつくは、はくなり。うえもってしたをあつくし、たくをやすんず

象伝は「何事も叶わず、人に気を配り自分の身の安全を守るべき時」という意味です。

現状、希望していることは何も叶いません。これまでしてきたことが積み重なって、周囲から反発があるからです。

だからこそ立ち止まって周囲に気を配ってください。自分にとって必要だと思うことや相手の立場になって必要なことをしましょう。前に進むというよりは地固めだと思ってください。

そして自分の安全を守り、時期が過ぎるのを待ちましょう。

各爻位

  • 初爻:重要な部分が崩れます。足元から危険が迫っているようなイメージです。運勢的に凶です。
  • 二爻:危機的状況ではありませんが、徐々に危険が迫ってきています。運勢的に凶。
  • 三爻:問題となるところから離れましょう。
  • 四爻:今までいたところが崩れ去って危機的な状況です。運勢的に凶です。
  • 五爻:周囲をしっかりと統率する時。人にとても好かれるように行動すれば、何かあっても助けられて物事がうまく進みます。
  • 上爻:大きな成果があるように見えますが、実際は自分や上の人以外は悲惨な状況になっています。

山地剥(さんちはく)の意味

山地剥(さんちはく)の意味

次は山地剥の意味を説明していきます。

大まかな意味

どんどん足元から崩れていく窮地に瀕す的な掛です。

人に任せない方が良い時期です。自らが動くべき時ですが、進めるのではなく地固めのために行動してください。じっと静かに、だけどグッと耐えることで乗り越えられます。

他人を信用していて任せたまにすると足元をすくわれます。新しく何かを始めない方がベストです。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:願い事は叶いません。
  • ビジネス:損失が増していきます。撤退できるならして、できないなら基礎を固めて時期を待ちましょう。
  • 投資:価値が暴落するため、投資に適していません。
  • 就職:ご縁がありません。時期を待ちましょう。
  • 開業:今は時期ではありません。無理をして開業すると良くないので焦らずにいましょう。
  • 転職:ご縁がありません。むしろ縁がないというよりは、今転職は止めておいた方がよいです。
  • 方角:南西、東北
  • 色:茶色、白

山地剥(さんちはく)の時は進まず地固めを

山地剥の時は、先に進まず地固めをしていきましょう。周囲のことや身の回りのことなどの基盤や不満などを解消していくイメージです。山地剥は、それらを行わないで進むと大変なことになる可能性が高いことを教えてくれています。

山地剥だけではなく、易経について知りたい場合や人生やビジネス・投資などを易占いでみてもらいたい場合には独自で占うよりもプロの占い師に見てもらうと良いです。易経は非常に奥が深く、自分でしっかりと占えるようになるには時間がかかるためです。

当たる占い師の探し方については当サイトでも紹介しているのでチェックしてみてください。

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