26.山天大蓄(さんてんたいちく):易占い六十四掛の意味

26.山天大蓄(さんてんたいちく):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、艮(山)の掛である26番の「山天大蓄(さんてんたいちく)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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山天大蓄(さんてんたいちく)の基礎

山天大蓄(さんてんたいちく)の基礎

山天大蓄の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

大畜は、貞きに利ろし。家食せざれば吉大川を渉るに利ろし
読み:たいちくは、ただしきによろし。かしょくせざればきち。たいせんをわたるによろし

今は進むよりも留まって蓄え・養うことが吉」という意味があります。

時に前に進むことが大切なように、今は留まって蓄えたり、養ったりする事が大切な時期です。もし進まなくてはいけないとしても、一度止まって冷静に状況を把握してから進む必要があります。

象伝

天が山中に在るは、大畜なり。君子以って多く前言往行を識しおぼえて、以って其の徳を畜うべし
読み:てんがさんちゅうにあるは、たいちくなり。くんしもっておおくぜんげんおうこうをしるしおぼえて、もってそのとくをたくわうべし

昔から変わらない善い行いを知り、善いことを身につけ、善いことをすることが自らを示す」という意味です。

人生の主人公である私たちは、人生を善くするためにすると良いとされていることがたくさんあります。その中のひとつに、古来から大切にされてきた「善行・善考」を知り、それを会得し行動することが挙げられるのです。

人の言動にはその人の考え(認知)・行動が滲み出ます。そのことを象伝で教えてくれています。

各爻位

  • 初爻:進めば危ないことがあります。やめておいた方が良いです。
  • 二爻:トラブルがあり、時間を取られます。
  • 三爻:たゆまぬ努力をすべき時。日々努めていれば全て上手くいきます。
  • 四爻:リスク管理が大切な時。事が大きくなる前に手を打つと非常に良いです。
  • 五爻:表面的にではなく、問題の根幹を把握して対処すると良いです。
  • 上爻:非常に活発で良い時です。運勢的にも大吉です。

山天大蓄(さんてんたいちく)の意味

山天大蓄(さんてんたいちく)の意味

次は山天大蓄の意味を説明していきます。

ここで説明していく意味とは、全体を通した大まかな意味と占いゴト(占的)の運勢についての解説です。大義でお伝えするので、自分で占った時などに役立ててください。

大まかな意味

最終的に努力や頑張ってきたこと・経験がフルに活かせる時。エネルギッシュな掛です。新しい目標や夢があるならそれに向かっていって大丈夫です。

ただ、最初は順調に事が運びません。最初は思慮深く備えたり学んだり、力をつけたりする事が求められます。それが最終的に活きていきます。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:今は思い通りになりませんが、最終的に願いは叶います。
  • ビジネス:拡大するために、今は力をつけることを意識してください。
  • 投資:暫くは伸び悩むものの、最終的に価値が高くなります。
  • 就職:最初はあまり上手くいきません。そのため就活が長引きますが、最終的にご縁があります。
  • 開業:良い時期です。進めてください。
  • 転職:転職に適した時期です。
  • 方角:東北、北西
  • 色:白、茶色

山天大蓄(さんてんたいちく)の時は最初ゆっくり最後は成就

山天大蓄の時は、最初は中々求めているものが叶いにくい状況にあります。しかし、リスク管理や目的のために力を付けたり蓄えたりすること、学ぶことで最終的に願いが叶います。

今回解説してきた山天大蓄については、基本的な情報のみお伝えしています。易経は奥が深く、最初から全てをお伝えすると難しいうえに混乱しやすいからです。

もし易占いで自分の人生やビジネス・投資を良くするためのアドバイスを求めているなら、ここの内容以外にもプロの占い師に見てもらうことをお勧めします。当たる易占い師の探し方についてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。