56.火山旅(かざんりょ):易占い六十四掛の意味

56.火山旅(かざんりょ):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、離(火)の掛である56番の「火山旅(かざんりょ)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

基礎知識としてオススメの記事

火山旅(かざんりょ)の基礎

火山旅(かざんりょ)の基礎

火山旅の基礎は、易の構成である掛辞・象伝・爻位(掛)の3つについて簡単に解説していきます。

掛辞

旅は、小しく亨る。旅にては貞しくして吉
読み:りょは、すこしくとおる。たびにてはただしくしてきち

達成したい物事のために行動して落ち着くことができない。すぐに大きな願いはかなわないが、いずれ小さな願いは叶う」という意味があります。

旅という言葉からわかるように、昔の旅はとても大変で、安定している状態とはほど遠かったのです。そのため、火山旅は不安定さを強く示している掛になります。

また、人情など感情的な人間関係が成立しない状況も指しています。

象伝

山の上に火が有るは、旅なり。君子以って明かに慎んで刑を用いて而して獄えを留めざるべし
読み:やまのうえにひがあるは、りょなり。くんしもってあきらかにつつしんでけいをもちいてしこうしてうったえをとどめざるべし

同じ場所に長く止まっていると困難に遭遇する。ただその困難も長くは続かない」という意味です。

旅は同じ場所に居続けるものではありません。また、火山旅の象伝は牢獄・懲罰といった意味を持ちます。牢獄や罰も長くうけ続けるものではないため、このような意味になりました。

各爻位

  • 初爻:落ち着かない状態です。今動くとトラブルになりやすいです。
  • 二爻:資金も潤沢で、パートナー(ビジネスパートナーや仕事の仲間など)も忠実な状態です。
  • 三爻:大きなトラブルがあり、パートナーも居なくなってしまいます。とても危険な状態です。注意しましょう。
  • 四爻:やっと落ち着ける場所とお金を得ますが、まだ目的の途中なので心から落ち着くことはできません。
  • 五爻:最初の一手を失います。しかし最終的には目的を成し遂げることができるでしょう。
  • 上爻:ほとんど多くのものを失ってしまいます。高慢な態度は避けましょう。

火山旅(かざんりょ)の意味

火山旅(かざんりょ)の意味

次は火山旅の意味です。

意味と言っても、全体的な意味合いと占いゴト(占的と言います)の運勢について簡単に解説しています。大義でお伝えするので、自分で占った時などに役立つはずです。ぜひ参考にしてみてください。

大まかな意味

次から次へと不安がやってくる運気を示す掛です。落ち着きません。生活基盤が整わなかったり、雇用・仕事が不安定だったりと展望が持てません。

人間関係も人情など感情面で付き合うと良くない状況になります。

先を見ず、今という時を一歩一歩踏みしめて大切に過ごすと良いです。旅行は吉です。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:小さい願いごとなら叶います。高望みすると失敗に繋がるので気をつけてください。
  • ビジネス:大きな利益は狙わずに小さい利益を得るようにしましょう。
  • 投資:不安定で見通しが不明瞭な状態になります。
  • 就職:しばらくご縁がありません。
  • 開業:今すぐ開業するのではなく開業する準備を慎重に進めると良いです。
  • 転職:慎重に転職先を探しましょう。
  • 方角:東北、南
  • 色:白、緑

火山旅(かざんりょ)の時は落ち着かないからこそ慎重に

火山旅は、旅という字が示すようにひとつの所に止まることを知りません。そのため落ち着きがなく、不安定な状態を示します。だからこそ何かを進める時は慎重になってください。

ここまで火山旅の掛について説明してきました。ただ、非常に大まかな解説となるため具体的な内容を知りたい場合は、自分で勉強するかプロにみてもらうことになります。

自分で勉強すると非常に時間がかかるため、ビジネスや投資・人生など様々なことに易占いを活かすのであればプロに任せることをお勧めします。

関連のおすすめ記事