29.坎為水(かんいすい):易占い六十四掛の意味

29.坎為水(かんいすい):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、坎(水)の掛である29番の「坎為水(かんいすい)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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坎為水(かんいすい)の基礎

坎為水(かんいすい)の基礎

坎為水の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

坎は孚有れば惟り心のみ亨る。行けば尚ばれること有り
読み:かんはまことあればひとりこころのみとおる。いけばたっとばれることあり

非常に困難な時だが、誠意があればそれは通じる」という意味があります。

この掛は非常に困難な状況にあることを伝えている掛です。しかし、心・誠意を込めて対応すればそれだけは通じます。

残念ながら誠意を込めても結果や状況は良くなりません。ただ誠意が伝わればいずれ何かに繋がりを得ることはできるのです。

象伝

水臶び至るは、坎なり。君子以って徳行を常にし、教事を習わすべし
読み:みずふたたびいたるは、かんなり。くんしもってとくぎょうをつねにし、きょうじをならわすべし

象伝は「日々の努力の積み重ねが重要。今はそれに努める時期」という意味です。

物事の積み重ねは自分を強くしてくれます。積み重ねや経験は、自分だけではなく周囲を豊かにします。そのためのベースを今は作る時なのです。

各爻位

  • 初爻:深い穴に落ちてしまったような感じ。抜け出せません。運勢的に凶。
  • 二爻:やはり深い穴から抜け出せません。努力すれば多少は望みがあります。
  • 三爻:進めば穴に落ちます。一度止まったものの、結局穴に落ちてしまいます。今は何をしても無駄です。時期を待ちましょう。
  • 四爻:救いのない状況にそっと手を差し伸べてくれる出来事があります。最終的には困難な状況から抜け出せます。
  • 五爻:待っていれば今の状況から抜け出せます。
  • 上爻:雁字搦めになり抜け出せないだけではなく非常に困難な状況。当面抜け出すことはできません。運勢的に凶です。

坎為水(かんいすい)の意味

坎為水(かんいすい)の意味

次は坎為水の意味を説明していきます。

ここで説明していく意味とは、全体を通した大まかな意味と占いゴト(占的)の運勢についての解説です。大義でお伝えするので、自分で占った時などに役立ててください。

大まかな意味

新規事業・投資はNG。そもそも新しく何かを始めるのは良くない時期です。困難なことが続き、精神的にも大変になりやすいので、思慮深く誠実であることを心がけましょう。

また、今は自分のベースを作るような物事をコツコツと行うと良いです。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:願い事は叶いません。
  • ビジネス:利益が出ません。
  • 投資:投資の時期ではありません。投資はしばらく待ちましょう。
  • 就職:ご縁がありません。今ではなく別の時期に希望を持って再挑戦すると良いでしょう。
  • 開業:無理をして開業すると失敗します。慎重になってください。
  • 転職:ご縁がありません。無理をしないよう努める必要があります。
  • 方角:北
  • 色:ピンク

坎為水(かんいすい)の時は困難続きで身動きが取れない

坎為水は困難を示す掛です。身動きが取れず、非常に辛い思いをすることになるでしょう。そのため、積極的な行動や何かを新しく始めるということに適していません。

坎為水についてより詳しく知りたい場合は、プロのアドバイスが参考になります。坎為水に関わらず、今の状況や自分のこれからについて知りたい時は易経が非常におすすめです。

歴史が長く、単なる占いではなく統計学として成り立つほど完成されているからです。それを裏付けるかのように、歴史上の偉人やビジネスパーソンも人生やビジネス・投資などに易経を活かしていました。

より良い人生・ビジネス・投資に易占いをぜひ取り入れてみてください。

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