50.火風鼎(かふうてい):易占い六十四掛の意味

50.火風鼎(かふうてい):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、離(火)の掛である50番の「火風鼎(かふうてい)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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火風鼎(かふうてい)の基礎

火風鼎(かふうてい)の基礎

易は掛辞・象伝・爻位(掛)の3つから構成されています。ここではその3つを火風鼎の基礎として簡単に解説していきます。

掛辞

鼎は、元いに亨る
読み:ていは、おおいにとおる

願いは叶う。その道に精通している人や知恵のある人を信頼して共に行動すると良い」という意味があります。

鼎というのは煮炊きする3本足で安定した形の調理器具です。また、王様の祭祀にも使われることから安定や人を喜ばせるといった側面も持っています。

象伝

木の上に火有るは、鼎なり。君子以って位を正し命を凝む
読み:きのうえにひあるは、ていなり。くんしもってくらいをただしめいをあつむ

とてもざっくりとした意味になりますが、火風鼎の象伝は「気を引き締めて行動すれば、自分の為すべきことがことがわかる」という意味です。

多くの場合、易経の掛を示すストーリーの主人公は王様です。火風鼎の象伝のあらすじは次のようになっています。

王様は、非常に重たくて立派な人をもてなすための鼎を据えて客人(要人)をもてなします。その荘厳さと王様の威厳に人は彼に従って行く気持ちを定め、そのように王が行動することによって神様が天命を与えるのです。天命を賜るには王様は、正しい道を歩かなくてはいけません。その逆を行けば、天命を賜ることはできません。だから気を引き締める必要がある…

このようなストーリーがあって、火風鼎の象伝は先述したような意味を持つようになりました。

各爻位

  • 初爻:悪いものは吐き出すこと。子どもを授かるのに良い時です。また、授かると運気も上がります。
  • 二爻:満ち足りた状態ですが、それに嫉妬するような人も出てきます。自分をしっかり守っていれば、そのような人は近寄って来れません。
  • 三爻:むやみに行動して手のつけられないほど状況を悪化させますが、やがて沈静化します。
  • 四爻:状態は非常に悪くなります。運勢で言うと凶です。
  • 五爻:良い状態です。自分よりも秀でている人に従ってアドバイスを 聞き入れましょう。
  • 上爻:非常に良い状態で、運勢的に大吉です。何事も順調に進みます。

火風鼎(かふうてい)の意味

火風鼎(かふうてい)の意味

次は火風鼎の全体的な意味と占いごと(占的)の運勢を解説していきます。自分で占ったり、ネットの無料占いで結果を見たりした時の参考にしてみてください。

大まかな意味

気を引き締め、正しい道を歩くことが大切です。そのようにしているとすべきことに気づくことができ、最終的に願いが叶います。1人ではなく信頼できる複数人の仲間と協力して物事を進めると大成します。

計画通りにはあまり進まないので、その都度仲間と知恵を出し合って進める方が思った以上の結果になりやすいです。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:叶います。自分より秀でている人たちの意見を取り入れるとなお良いでしょう。
  • ビジネス:成功します。利益も出るでしょう。
  • 投資:投資したものの価値が上がります。
  • 就職:ご縁があります。希望した就職先に勤めやすくなります。
  • 開業:開業に良い時期です。
  • 転職:良い時期です。転職先にご縁があります。
  • 方角:南、東南
  • 色:赤、ピンク

火風鼎(かふうてい)の時は意見を受け入れつつ正しい道を進む

この記事では火風鼎の意味をお伝えしました。自分の使命を果たすため・知るために、人の意見を取り入れつつ正しい道を進んでいってください。

今回、解説はしたものの、具体的な内容をお話ししていません。なぜかというと、易占いは奥が深く、具体的にしていけばしていくほど難さを増していくからです。

だからこそ、具体的なアドバイスや指標にしていくためにはプロにみてもらうことをお勧めします。もし人生やビジネス・投資などで易経を取り入れるなら検討してみてください。

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