9.風天小蓄(ふうてんしょうちく):易占い六十四掛の意味

9.風天小蓄(ふうてんしょうちく):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、巽(風)の掛である9番の「風天小蓄(ふうてんしょうちく)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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風天小蓄(ふうてんしょうちく)の基礎

風天小蓄(ふうてんしょうちく)の基礎

風天小蓄の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

小畜は、亨る。密雲すれども不だ雨ふらず。我が西郊よりす
読み:しょうちくは、とおる。みつうんすれどもいまだあめふらず。わがせいこうよりす

真心で手を取り合い進めば調和して願いが叶う。しかしそれにはまだ及ばない」という意味があります。

調和することで物事はより良くなっていくのが世の常です。そのために真心でお互いが手を取り合って進めば良いのですが、片方の用意が整っていないために前へ進むことが出来ません。

そして無理に進めばトラブルが多くなるため、今は時期を待つのが良い時なのです。

象伝

風が天上を行くは、小畜なり。君子以って、文を懿しくし徳を畜むべし
読み:かぜがてんじょうをゆくは、しょうちくなり。くんしもって、ぶんをうつくしくしとくをあつむべし

象伝は「障害があり前へ進んで行くことができない。今は人としての徳を高めて時期を待て」という意味です。

人としての徳と言うのは、人徳(仁愛・思いやり)や文徳(学問・知識)などのことです。今は時に備えて、それらの徳を育んでいきましょう。それが後々、あなたにとっての武器となります。

各爻位

  • 初爻:今、若干道から反れている状態なので、正しい道へと戻ると良いです。
  • 二爻:友人や仲間と正しい道に戻ることになり、良い方向へ事が進みます。
  • 三爻:前へ進めない状況となり、困惑することになるでしょう。
  • 四爻:トラブルが起こりますが、誠意を持って対応する事で大事に至らず済みます。
  • 五爻:手を取り合い進んで行くこと。お金(富)も含めて分かち合う事が大切です。
  • 上爻:満たされた状態。栄えいて良いですが、行きすぎると危険です。進みすぎに注意しましょう。

風天小蓄(ふうてんしょうちく)の意味

風天小蓄(ふうてんしょうちく)の意味

次は風天小蓄の意味を説明していきます。

これから説明しますが、風天小蓄は滞留して物事が進まない(進められない)掛です。そのため、進めばトラブルになりますし、進まなくても向こうからトラブルがやってきます。

ただ、基礎で説明したように人徳を磨いたり、仲間と手を取り合って進めたりすればそれらは緩和され、良い方向に進みやすくなっていくのです。

では、早速意味を見ていきましょう。

大まかな意味

決して運気は悪くないけれど、モヤモヤ感が滞留している感じの掛です。あまり思い通りにならないですし、無理に進めるとトラブルになりやすいので注意が必要です。

人とよく話し合ったり、気になったことは確認したりしましょう。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:障害があって叶いにくいです。暫く待てば叶うでしょう。
  • ビジネス:トラブルが多くなります。注意してください。
  • 投資:低迷するので投資には向いていない時期です。
  • 就職:暫くご縁がありません。
  • 開業:トラブルが多くなるため開業しない方が良いです。時期を待ちましょう。
  • 転職:進めるとトラブルがあるため、見合わせてください。
  • 方角:東南、北西
  • 色:ピンク、茶色

風天小蓄(ふうてんしょうちく)の時は次に備えて人徳を磨く

風天小蓄の時は、まだ物事を積極的に進める時ではありません。次に備えるタイミングです。時が来るまでは人徳を磨くようにしましょう。大変なことではありますが、それがいずれあなたの役に立ちます。

風天小蓄についてより詳しく知りたい場合は、プロのアドバイスを参考にしてみてください。易経は歴史が長く、統計学として成り立つほど完成された占いです。そのためとても奥が深く人生やビジネス・投資などに易経を活かすなら、いちから全てを学ぶのではなくプロに見てもらった方が効率的です。

歴史上の偉人や有名なビジネスパーソンも易経を取り入れているほどなので、ぜひ検討してみてください。

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