59.風水渙(ふうすいかん):易占い六十四掛の意味

59.風水渙(ふうすいかん):易占い六十四掛の意味

易占いの六十四掛のうち、巽(風)の掛である59番の「風水渙(ふうすいかん)」の意味をお伝えします。

まず先に掛辞や象伝などの基礎を記載しますが、意味だけ知りたいという方は「意味」のところまで読み飛ばすかこちらをクリック(タップ)してください。

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風水渙(ふうすいかん)の基礎

風水渙(ふうすいかん)の基礎

風水渙の基礎として、掛辞・象伝・爻位(掛)の3つを説明していきます。

これは易占いの基礎の構成です。他の掛でも同様に基礎として紹介しているので、気になる人はこちらから他の掛もチェックしてみてください。

掛辞

渙は、亨る。王有廟假る。大川を渉るに利ろし。貞しきに利ろし
読み:かんは、とおる。おうゆうびょうにいたる。たいせんをわたるによろし。ただしきによろし

困難なことも人の手助けがあり解決する」という意味です。

トラブルや困難なこともひとりでは解決できない時です。しかし、真摯に対応しようとしていれば人の助けが入って解決します。安心してください。

象伝

風水上を行くは、渙なり。先王以って帝に亨し廟を立つ
読み:かぜすいじょうをゆくは、かんなり。せんおうもってていにこうしびょうをたつ

風水渙の象伝は「困難があるが感謝の気持ちを忘れず正しい道を進むことで、最終的にまとまる」という意味があります。

感謝というのは全ての物事に対して行うと良いとされています。特に今自分があるのは先祖や両親のおかげです。先祖や両親に感謝して、良い道を進んで行くようにしましょう。

各爻位

  • 初爻:ものや道具を使って人を助けることになります。そのものや道具が頑丈・良いものであれば吉となります。
  • 二爻:危険な状況になったら、急いで安全なところに避難すれば安心です。
  • 三爻:損得勘定や利己的な気持ちを捨てて、人のために働けば吉となります。
  • 四爻:障害となる小さなグループは解散させると良いです。解散させると良い人たちと巡り会え、大きなグループとなります。
  • 五爻:何か失う時はこれまでの富(お金に限らず経験や知識など)を他の人に進んで提供することで、多くの人が救われます。問題はありません。安心してください。
  • 上爻:危険なことは遠ざかっています。問題はありません。

風水渙(ふうすいかん)の意味

風水渙(ふうすいかん)の意味

風水渙は困難があっても手助けがあり、状況が良くなっていくことを示す掛です。それには自分が感謝することを忘れずに正しい道を進んでいることが大切になります。

それでは風水渙の大まかな意味と運勢を見ていきましょう。

大まかな意味

冷たい氷が溶けて春が来るような、大変だったことが改善されて状況が改善していきます。正しい道を進むことを意識してください。また、感謝の気持ちを忘れないようにしていましょう。

なお、風水渙には何かが離れると言う意味合いもあるので、人付き合いやお金の扱いに対して意識しておくと良いです。

簡単な運勢

次に簡単な運勢の説明です。下記の一覧を参考にしてください。

願いごとやビジネス・仕事運・投資の運勢

  • 占的:願い事は叶うでしょう。
  • ビジネス:成功します。利益も得られるでしょう。
  • 投資:投資をしても少し先の未来で価値が下がってしまいます。
  • 就職:就職の話しが進みやすくなります。
  • 開業:良い時期です。準備を進めてください。
  • 転職:転職に良い時期です。
  • 方角:北、東南
  • 色:ピンク

風水渙(ふうすいかん)の時は困難が人の力で解決する時

風水渙の時は、困難が人の力で解決していきます。これまで築いてきた人間関係や偶然の出会いで築かれたパートナーシップなどによって解決するのです。自分の力だけで解決はできず、人に生かされていることにより感謝することになるでしょう。

ここまで風水渙について解説してきましたが、大枠は掴めましたでしょうか?易経は歴史が長く、統計学として成り立つほど完成された占いです。ここだけでは全てを伝えきれないほどです。

もし易占いを人生やビジネス・投資などに易経を活かすなら、プロに見てもらうことをお勧めします。歴史上の偉人や有名なビジネスパーソンも易経を取り入れているほどなので、ぜひ検討してみてください。

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